(1)
|
株式益回り(※)と債券利回りの差を「イールドスプレッド」といいます。株式投資と債券投資のどちらが有利なのかを判定する物差しの一つです。2月12日現在の東証一部の株式益回りは6.52%、債券の指標金利である10年国債利回りが1.40%となっており、株式投資が一段と有利であることがわかります。
(※)一株利益÷株価で算出します。株価収益率(PER)の逆数です。 |

(2)
|
株価収益率(PER)が14倍台になっていますが、これは1974年以来33年ぶりの水準です。株価収益率は、株価が一株利益の何倍まで買われているかを示す指標であり、株価を評価する際の基本的なものさしです。日経225の予想一株利益は885円と予想されています。増益率に鈍化傾向が見られても15倍を下回る水準というのは、歴史的に見て割安といえます。 |

(3)
|
日経225銘柄の予想配当利回りが1.76%(2月12日現在)まで上昇しています。前述した10年国債利回りが1.40%ですので、利回りの面でも株式有利というサインがでていることが認識できると思います。 |

|
日本株低迷には様々な理由が挙げられていますが、指標などの理論値では売られすぎというのは明白です。これから株式投資を始める方にとっては「絶好のタイミング」であり、すでにポジションを持っている方にとっても「株価回復の期待」が高まってきている状況だと思います。
ただし今後は、業種あるいは銘柄によって回復の速度が大きく異なると思われます。米国においても、好業績なのは「海外売上比率の高い企業」であり、日本の企業についても同様の傾向があると考えられます。
日経225銘柄を、海外売上比率が20%以上の銘柄(外需系)、海外売上比率20%未満(内需系)と分類してみます。外需系の株価収益率は14倍を下回っており、内需系の株価収益率は約18倍となっております。このことからも外需系のほうが割安感であるといえます。 |

|
困難な時期ほど足元の雰囲気に流され、長期投資の機会を失ってはいませんか?
今こそ雰囲気に惑わされずに「金融リテラシー」を発揮し、中長期の投資に踏み出す時なのではないでしょうか。
|
|
|