投資を学ぼうホーム > 投資を学ぼう|負け組研究会|【第2回】ギャンブラーの誤謬

負け組研究会(フィクションです!)

これを行なうと失敗するというサンプル集

【第1回】なぜ売れると上がり、買えると下がるのか。

【第2回】ギャンブラーの誤謬

【第3回】トレンドへの過信

【第4回】利益は小さく、損は大きく

【第2回】ギャンブラーの誤謬

ギャンブラーの誤謬

上の板情報A-1では、857円で18万株の買い、863円に25万株の売りが出ています。

朝の寄付から1時間株価は858円と862円の間を上下しています。コイン投げでいくと表と裏が均等に出ている状況です。皆さん心穏やかな状態です。

A-1の板情報から何かの拍子で、863円の売りが買われてしまうとパニックが起こりA-2の板情報のように値段が飛ぶことがあります。

逆にA-1の板情報から857円の買いが売られてしまうとパニックが起こりA-3のようにいきなり値段が下がります。

ギャンブラーの誤謬は平常時は心安らかですが、
異常事態にはパニックが起こり値動きを加速させます。

ギャンブラーの誤謬と過信(1)

表と裏の出る確率が50%づつのコインがあります。
4回続けて表が出ると、「次はそろそろ裏が出るだろう。」と考えるのではないでしょうか。4回も表の続く確率は、1/2×1/2×1/2×1/2=1/16となり6.25%です。次も表が出る確率は、1/32となり3.125%で100回のうち3回の確率だからです。でもちょっと待ってください。何回続けて表が出ようとも、次に表の出る確率は50%なのです。
表が続くと次に表の出る確率を本来の50%から過小評価してしまいます。
このように考えることを「ギャンブラーの誤謬」と呼びます。
この「ギャンブラーの誤謬」が板情報と株価でも投資家の心理として現れます。
リンク先の板情報A-1では、数量の多い売り指値、買い指値が売買によって消化されると株価が大きく動くことが多いようです。
この現象をゲーム理論では、「トレンドへの過信」と呼びます。
コイン投げで4回続けて表が出た後、更に3回続けて表が出たとすると、「このコインは表が出る確率が高い。いや表しか出ないのだ。」と表の出る確率を本来の50%から過大評価してきます。「ギャンブラーの誤謬」と正反対の心理状態になります。
この心理状態を「トレンドへの過信」と呼びます。
板情報A-1で857円以下にはならないと考えて858円で買付したとします。857円の買い指値が消化されると、急に不安になり、パニック状態に陥り、858円の買いを損切りで売却しに行きます。これが株価の下げを加速します。
「ギャンブラーの誤謬」や「トレンドへの過信」に陥っていないでしょうか。


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