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まる辞苑:No.3 M&Aとは?

No.1 権利落ち日とは?

No.2 TOBとは?

No.3 M&Aとは?

No.4 SQとは?

No.5 裁定取引とは?

M&Aとは?

M&Aとは「Mergers and Acquisitions」の略称で「(企業の)合併・買収」という意味です。通常は企業全体の合併・買収だけでなく、営業譲渡や株式譲渡、資本提携などを含めた広い意味での企業提携の総称として使われています。M&Aを行う目的として、自社に不足している経営資源(ヒト、モノ、カネ、技術、情報など)を補うために、あるいは事業の再構築やリストラを行うために、経営権や事業資産を譲り受けたり、譲渡したりすることです。

M&Aは米国では通常、頻繁に行われていることであり、わが国でもM&Aの手法を積極的に使おうという気運が広がりつつあります。 新聞誌上で毎日のよう報じられているM&Aは大企業が行う大規模で高額なものがほとんどです。

ある事業分野に進出する場合、新規に企業を設立して開始したり、あるいは、社内の既存の経営資源を充当して、新しい事業活動を開始することもできますが、これらの方法は、いわばゼロからのスタートであるから、かなりの初期投資が必要であり、失敗するリスクを負います。そこでM&Aはその事業分野で既に操業している企業を合併したり、企業全体あるいは必要な事業部門だけを買収する経営戦略のもとで行なわれます。このように、買収する側は規模の拡大、多角化の早期実現などであり、買収される側は後継者対策や合理化目的などです。経営に窮した企業が、売却できる資産を譲渡することで資金化し、その資金をもとにして長期経営計画を策定し事業の改善や企業を再生しようというものであります。

これとは別に、投資ファンドなどの機関投資家によって、行なわれる割安株を対象にしたM&Aがあります。資産が有効活用されず、株価が割安に放置されている企業の株式(議決権)を大量に取得して経営権を掌握し、経営を改善して企業価値を高め、最終的には株式を売却して利益を得るという手法です。

合併または買収する側が、される側の経営陣の了解のもとで行う友好的M&A、そうでないものを敵対的M&Aと呼ぶ。敵対的M&Aでは、市場経由で株式を買い集める方法もあるが、株式公開買付(TOB)の方法が用いられることが少なくありません。

M&Aにはゼロから新規事業を始める場合に比べて成果や目標を早期に達成できるメリットがありますが、勿論リスクはあるし、買収費用は新規設立のケースより高額になることもあるので、対象企業の評価、株式の評価が重要事項となります。


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