まる辞苑:No.1 権利落ち日とは?
権利落ち日とは?
権利とは・・・「配当金」「株主優待」「株式分割」など、その銘柄を保有することで株主として得ることが出来る株主権利のことを指します。
【権利落ち日】
上記の権利を得た権利付き最終日の翌営業日のことです。
株式分割が予定されている場合、例えば、1:2のケースでは権利落ち日に株数が1単元増え、売却も可能になります。単価は前日(権利付き最終日)の半分になり、権利落ち最終日までに保有していた株数分の配当も得ることができます。但し、分割を得る権利や配当のタダ取りはあり得ず、必ず単価が修正されます。
配当分(中間配当を行った場合は通期予想−中間配当)の価格が差し引かれ、当日基準値が算出されます。配当を多く支払っている企業の場合、前日との落差が大きくなります。この基準値より上昇すれば配当落ち高、下落すれば配当落ち安と言われます。
「絵に描いた餅」のように、配当金狙いで権利付き最終日まで買いが続き、高くなるということは稀です。株式分割情報や配当予定は既に3ヶ月も4ヶ月も前から発表している企業もあり、遅くても権利付き最終日の3週間前には増配、減配、復配、無配などの見通しが発表されます。既に買っていた、又は保有していた投資家が配当や権利を取らずに上がったから売るという投資家も出てきます。権利を得たいがために駆け込み的に買いが入るのも事実ですが、売る投資家との駆け引きが行なわれる日が権利付き最終日です。
権利落ち日には、それまで保有していた投資家から売りが出やすいため安くなることがよくあります。言葉は悪いですが出涸らしと捉えることができますが、一方、何も付加されない、余計なものがない、しがらみがない日とも捉えることが出来ます。この落ち日に高くなるということは、純粋に本来の企業のファンダメンタルズ(基礎的条件)をみて買いを行っていて、強い、勢いがあるという見方もできるわけです。
また、3月、9月の決算の銘柄が多く存在しますが、証券会社もその中に入ります。証券会社によっては権利落ち日イコール新営業年度入り(新営業年度渡し)ということから、営業マンが営業に力を入れる日であることも覚えておいた方がいいと思います。
(例)2007年の場合

