2008年3月14日
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◆◇◆タイムリーヒット!◆◇◆
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第18回 『 シャリア適格株式指数 』
原油価格が1バレル100ドルを突破し、中東湾岸諸国の経常収支の黒字が拡大して
います。そして、オイルマネーで潤っている間に「オイル依存体質」から脱却し
ようと経済の多様化も進行しています。
湾岸諸国では、次世代に向けたインフラ形成のための資金需要が生まれており、
対外投資のニーズも高まっています。
サブプライム問題で悩む米国金融機関にとって、湾岸諸国の政府系ファンドは
「救世主」の一つに数えられていますが、外人投資家の需要に熱い期待をよせる
日本も例外ではありません。
その中で今「シャリア適格株式指数」が注目されています。
シャリアといわれるイスラム法に適合した投資対象銘柄のことです。
すでに湾岸諸国やマレーシアなどでは多くのシャリア適格銘柄が上場しており、
ダウジョーンズやS&P社などがイスラム株価指数を設定しています。
同様に日本株についてもFTSE社やS&P社などが株価指数を開発しており、その一つ
が「S&P/TOPIX150シャリア株価指数」です。
日本を代表する150銘柄のうち、イスラム法への適合性の観点から選ばれた81銘柄
で構成されます。イスラム法では、配当・利子の受取が禁じられているため銀行
などの金融関連業務は除外されます。また、アルコール、豚肉、タバコなどにつ
いてもイスラム法の観点から不適切として除外されています。
▼S&P/TOPIX150シャリア株価指数構成銘柄・推移はこちら
http://www.03trade.com/mailmaga/timelyhit/th_080314_01.html
このような株価指数が開発され、今後中東諸国のオイルマネーがどのような日本
株に注目してくるのか興味深いところです。
湾岸諸国は銘柄が単にイスラム法に適合しているかどうかだけでなく、次世代の
産業基盤を形成しようとしており、環境などの新技術にも目を凝らしています。
私たちも日本株の銘柄選択を行う上で、「未来志向投資対象群」として注目して
みてはいかがでしょうか。
(當麻 記) |