今月の特集
Let’s 比較!! 〜海外債券投資偏〜
ガソリン、食品、日用品等あらゆるものが値上がり傾向にある昨今、資産運用への意識も高まっています。そのなかでも海外への投資が人気を集めています。
しかしながら、実際自分で始めてみようと思うと・・・??? その国の経済は? 金利は?
わからないけど聞くのは恥ずかしい。そんなあなたに以下ではデータを比較しながらいくつかご紹介していきたいと思います。
今回注目するのは、アメリカ、ドイツ(又はユーロ圏)、オーストラリアの3ヵ国(地域を含む)です。
(日本も参考までに加えておきます。)
ぜひ皆さんのお気に入りが見つかれば幸いです。では、早速比較してみましょう!!
[その1] 経済の調子はどうなの?
ここ数年、どの国(地域も含む)もGDPの伸び率はプラスで推移しているようですが、IMFの見通しによると2008年は前年よりも低くなるとのこと。またアメリカはサブプライムローン問題の影響等で、日本より伸び率が低くなるという予測のようです。
投資を考える場合、投資先国の経済の調子そのものや自国との比較は重要なチェック項目の一つといえます。2007年に続き、2008年をみてもオーストラリアとその他の国の開きは大きいようです。
[その2] 各国の期間別の債券利回りは?
このグラフは一定期間ごとの利回りを線で繋いだものです。こうして比較すると、日本の金利は他国と比較するとちょっぴり寂しくなりますね。
さて、ここで注目して頂きたい点は、それぞれの国の傾き度合いです。例えばアメリカの国債の場合、比較的角度がついた右上がりになっています。これは、短期の国債では低い金利しかもらうことができず、高い金利をもらうためには長期の国債に投資する必要があります。それに比べドイツは、短期の国債でも長期の国債でも高い利回りで投資できます。
さらにオーストラリアの金利水準は資源高による堅調な景気を背景に表中のどの国よりも高く、例外的に右下がり(長期金利より短期金利の方が高い)となっています。これは足元の景気の強さを反映していることなどが考えられます。このような場合、一つの投資手法として「長期のものへ投資するより、短期のものへ投資する方が有利」という考え方があります。
(残存期間の比較的短い債券を中心に運用する代表格であるMMFの利回りを比較したい方はこちら←クリックして「(〜通貨)建てMMFの利回り」をご参照下さい。)
[その3] 為替レートの推移は?(左軸は米ドルと豪ドル、右軸はユーロレートのメモリです。)
各国の国際収支や物価、また金利水準等が複合的に影響した結果が為替レートとなります。(以下全て円との比較です。)
1999年12月末からの推移では、米ドルは一貫した方向性はなく、ここ1年程度では円高方向の動きが目立ちました。一方、ユーロと豪ドルは同期間では、大きなトレンドとして円安トレンドで推移しました。円に対してユーロと豪ドルは強い推移であったとも表現できます。
尚、外貨建て資産を保有している方にとっては、円安方向に推移すれば保有資産の価値が上昇します。一方、円高なら保有資産の価値は減少します。
以上、今回は債券投資を前提にご紹介しましたが、期間の短いオーストラリア債券への投資の魅力が目立つデータとなりましたね。機会があればまた違った角度からの比較をして見たいと思います。
マルサントレードの豪ドルへ短期で投資できる商品といえばこちら
(2008年7月23日)


