2007年5月25日
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◆ 當丸(とまる)くんの投資術 第4回
「銘柄選択に欠かせない出来高チェック」
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前回、個別銘柄を選択する上での、理論的な割安度、あるいは会社の成長性を
見る上でのいくつかのポイントを申し上げましたが、もう一つ欠かせないのが
値付率と毎日の出来高確認です。
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プロのファンドマネージャーの場合はこの点は基本的作業の一つになっていま
す。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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いくら良い銘柄だと思っても
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出来高が少ない銘柄であれば買付に日数を要して自ら買付け値段を引き上げて
しまう、「市場インパクト」を起こしてしまうからです。
特に売却の時に時間がかかるのは大変です。大量の売買を行う場合はあらかじ
め売買にどのくらいの時間を必要とするかを調べておきます。
日数を要する場合は同じ業種で同様な動きをすると思われる銘柄があれば、代
替銘柄に分散を行ったり工夫も行います。
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個人投資家も同様です。
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皆さんも新興市場銘柄については売るに売れないという経験が少なからずある
のではないでしょうか。買付けの場合はまだ良いのですが、一方通行になって、
売りたいときに売れないのは困りものです。特に信用取引の場合、売建の反対
決済として銘柄を買いつけて返済する場合など、予想に反してどんどん株価が
上昇すると思わぬ損がでてしまいます。飛び乗りはできても飛び降りはできな
い状態です。
こうしたことから、信用取引を行う場合はできるだけ毎日値がつく、そして出
来高が多い銘柄を中心に取り組んでいただきたいとセミナーでも申し上げてい
ます。もちろん新興市場全てが問題ではありません。玉石混交ですので、調査
が必要です。
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また、引け際に急騰、あるいは急落するような銘柄も問題です。
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終値に出来高が必ず伴うわけではありませんので、終値が「出来高加重平均値・
VWAP」と著しく異なるような場合、注意が必要です。ちなみに証券会社や取引
所では引け間際の売買については意図的な相場操縦が無いかどうかも監視して
いることも申し添えます。
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いずれにしましても、流動性のある、出来高が安定的にある銘柄から
選択するということは思わぬリスクを避けるための基本といえます。
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次回は「新興市場での銘柄選択」についてご説明申し上げます。
(當丸 記)
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