2007年6月15日
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◆ 當丸(とまる)くんの投資術 第7回
「投資スタイル(1)パッシブ運用」
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あなたの投資スタイルは何ですか。
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これまで6回のシリーズでは、銘柄選択の着眼点についての基本を述べてまい
りましたが、これからは投資のスタイルについてご紹介を申し上げたいと思い
ます。
個人投資家が何気なく行っている投資も、保有銘柄を分析してみると何らかの
傾向が見られますが、運用会社の場合はどのような投資スタイルをとるのかを
予め標榜し、顧客に対して運用会社選択基準として、公表します。結果がよけ
れば良いとも行かないのです。大型の年金などは複数の運用会社に運用を委託
しますので、運用会社それぞれに役割と特徴を求めます。
この際の投資スタイルとしては、インデックスとの関係において、パッシブ運
用、アクティブ運用の二つに大きく分類され、アクティブ運用には更に銘柄評
価の問題としてグロース、バリュー投資に分類することもできます。
(下の表を参照)
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<< 投資スタイル >>
┏━パッシブ運用 インデックスの動きと連動した投資収益を目指す運用方法
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┗━アクティブ運用 ファンドマネジャーの分析・判断に基づき積極的に運用
する運用方法
※アクティブ運用は更に銘柄評価の問題としてグロース、バリュー投資に分
類できます。
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パッシブとは受動的という意味で、インデックス投資とほぼ同義語です。
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積極的に銘柄選択リスクをとって、インデックスを上回る収益を確保できれば
望ましいのですが、歴史的にみてもアクティブ運用が期待通りにならないこと
もあります。運用には執行コストもかかりますし、市場インパクトなど効率を
引き下げる要因もいくつかあり、こうした反省からインデックス目標を低いコ
ストで実現しようという考えがでました。それが、パッシブ運用です。
日経225インデックスであれば、文字通り、225銘柄全部を占有率に応じてすべ
て買い付けるのです。予算が少ない場合は日経36業種の代表銘柄でもって、近
似値を実現するようにします。
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大型年金基金などは株式運用の中に一定部分、こうしたパッシブ・イン
デックス運用を組み入れます。リターンの安定性確保を目指すからです。
この考え方は個人投資家にとっても参考になると思われます。
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もちろんインデックス運用の問題点もあります。銘柄が良くても悪くても個別
の判断を差しはさまずに買い付けることの弊害もあります。前回申し上げた、
不祥事を起こした企業も組み入れることも起こります。また最近では同じイン
デックス運用でも改善の余地があるのではないかという議論が出て銘柄を単純
に組み入れるのではなく、「配当、キャッシュフロー、売り上げ、株主資本」
の四要素を評価する観点からのインデックス運用をしようとか、インデックス
の実質的なポジションは変更しないのですが、空売りを絡めて、銘柄選択リス
クを少し加えてみよう。など新しい方法が生み出されています。
少し難しくなりましたでしょうか。パッシブ運用とは市場の平均値を追求する
インデックス運用ということだけはご理解下さい。
次回は最も一般的なアクティブ運用、結果的に皆様の投資スタイルでもありま
すが、ご説明いたしましょう。
(當丸 記)
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