2007年6月22日
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◆ 當丸(とまる)くんの投資術 第8回
「投資スタイル(2)アクティブ運用」
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前回の株式投資の運用スタイルとしてはインデックス投資に代表されるパッ
シブ運用があり、その対称にあるのがアクティブ運用であることを申し上げ
ました。個人投資家が無意識のうちに運用しているスタイルの大半も、積極
運用・アクティブ運用といえます。
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アクティブ運用とは
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正確に申し上げれば、ベンチマークを上回る超過収益をめざして、個別銘柄選
択をおこなう運用のことです。
アクティブ運用にも
(1)魅力的な個別銘柄に発掘を積み重ねるボトムアップアプローチ
(2)金利、為替、市場のテーマなど、いわゆるシナリオを想定したトップダ
ウンアプローチ
に区分されますが、このミックスが一般的です。
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>銘柄評価を勘案したスタイルとしてはさらに次の二つに分類されます。<
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■グロース・成長株投資
一株あたり利益の成長率が継続的に平均よりも高い企業、株価収益率で見ます
と少し高めで、株主資本利益率も比較的高めの企業にスポットをあてます。
米国では10%台は普通ですが、日本ではまだ8%前後といわれています。そのた
め、10%にまず高めるという目標を設定している企業が少なくありません。
配当という観点では、次の設備投資への再投資を重視するため、従来はやや低
めという見方がありましたが、最近では日本でも大型成長企業も配当性向を高
める努力を期待されていますので、配当が低めであることがグロースの特徴と
は必ずしもいえなくなりました。これまでは、電子機器、薬品、精密などのイ
メージです。
■バリュー投資
一方、バリュー投資というのはその企業の資産、利益、配当などのファンダメ
ンタルズからして、株価が割安に置かれている、いずれは市場の評価を受ける
であろうというような企業群に照準をあてる投資をいいます。低位・中位株投
資という意味でもありません。たとえば、最近までの造船、重工、一部商社な
どのイメージですが、この1,2年、三つの過剰(人員・設備・借入)から脱却し、
アジアの需要も受けて、大きな変化を遂げ、株価も上昇している企業も少なく
ありませんので、グロースとバリューは足元では混然としてきています。
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比重の置き方といいますか、相対的な関係です。
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グロースは「すでに日が当たっている企業」、バリューは「曇りから日が差し
始めている企業」のような表現もできるかもしれません。
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投資期間という観点では
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バリューはやや長めの投資となります。その企業がファンダメンタルズに相応
わしい力を発揮し、人気化するには企業の商品、技術あるいは流通経路の何ら
かの推進力が必要であり、それなりの時間が必要です。グロースは決して短期
投資家向きというわけではありませんが、市場での注目度はつねに高く、出来
高が大きくなる分、短期から長期まで幅広い投資家を受け入れることが可能で
す。
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あなたの運用スタイルをあえて分析してみるとどちらの性格にあって
いますか。グロース派、バリュー派どちらでしょうか。
あなたの投資スタイルをこの機会に振り返ってみてはいかがでしょうか。
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(當丸 記)
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