2007年7月6日
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◆ 當丸(とまる)くんの投資術 第10回
「数字の不思議とミニ経済(2)」
<<分かりにくいマクロ経済学を身近に・・・>>
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777って何でしょうか。
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「777」7が三つ並ぶ、フィーバーの番号、大出玉、開く幸運番号を誰しも
がすぐに想像する大好きなナンバーです。しかし、この「777」という数字
は日本経済の実態を把握する上で、不思議な数値なのです。
家計の金融資産は1416兆円(2005年3月末)ですが、現預金が約55%を占めて
おり、金額にしてほぼ「777兆円」なのです。資金循環表という統計があり
ますが、日本においてはこの現金預金比率が圧倒的です。2番目が保険等の26
%でして、株式9%、投資信託3%とリスク性資産は非常に小さくなっています。
それでも最近は投資信託の比率が急上昇しており5%を超えてきています。銀
行が預金を投資信託に振替を勧奨している影響がでています。
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国と地方の負債総額が「777兆円」
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実は「777兆円」は国民の現預金だけでなく、国と地方が借金をしている額、
負債総額が「777兆円」でもあるのです。この負債総額は歳入を顧みずに、
公共投資を行い、非効率な運営を積み重ねた結果であり、国民の金融資産の水
準を考えながら、借金をしたわけではありません。財政投融資や第三セクター
の借金を含めると優に1000兆円を超えます。もとの首相経験者はかつて「海外
の格付機関の日本に対する評価はおかしい。国民のほぼ同額の金融資産の額を
忘れている。」と発言しましたが、いったい誰の資産をあてにして借金を継続
しているのでしょうか。まだまだ借金が足らないのでしょうか。これだけの額
になると政府は金利上昇に神経質にならざるを得ません。
日本の人口、約1億3千万人で「777兆円」を割れば、赤ちゃんから、お年寄
りまで一人約600万円です。
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現金預金が50%を超えているという現実は非効率
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資金循環表において、現金預金が50%を超えているという現実は日本経済が全
く非効率であるといえます。企業は株式市場や債券市場において国民から現金
を調達して、投資を行って、国民に対して配当や金利で還元をしますが、恐る
べき現実です。投資信託が増加しているとはいえ、まだまだ、低水準です。巨
額の現金を生かして効率的に循環させれば、法人税、所得税も増加して債務の
減少にも役立つはずです。
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日本人が将来的に安心して暮らせるには、金融資産のポートフォリオ、
資産配分を見直す必要があると言えます。自分のライフサイクルに応
じた、資産選択が必要といえます。
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もっと株式の運用と、投資信託の購入が必要です。
筆者の結論は強引でしょうか。
(當丸 記)
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