2007年7月20日

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         ◆ 當丸(とまる)くんの投資術 第12回
           「数字の不思議とミニ経済(4)」
       <<分かりにくいマクロ経済学を身近に・・・>>
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   金利は個人と企業活動にどのような影響を与えるのでしょうか。


■銀行に預金すると金利が付きます。お金を借りても金利を支払わないとい
 けません。金利は銀行にとっての仕入・調達コストであり、貸し出す際の
 運用収益です。
■預金金利は小口預金、大口預金によっても、期間によっても異なります。
 一般に大口になるほど、長期間であるほど高くなります。

バブルの崩壊後、日本は経済活動を活発にし、かつ産業の血液であるお金を
銀行が安定的に供給できるように政策金利を低めに誘導を行ってきました。
しかしながら、日本の企業活動を活発化し、都市銀行も立ち直ったこともあ
り、徐々に低金利政策が変更されようとしています。

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          日本が低金利に置かれている間に
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日本が低金利に置かれている間に、ヨーロッパや米国との間に大きな金利差
が生まれてしまいました。10年国債をとってみても日本はまだ2%に届きま
せんが、欧州や米国では5%以上であり、3%から4%以上の差が開きました。
資源国との間にはもっと大きな金利差となっています。

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  この4、5年海外の債券に投資して、定期的に分配金を受け取るタイプの
  投資信託に人気が出ているのもこうした内外の大きな金利差が背景とな
  っています。
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もちろん、外国の金融資産への投資には為替リスクが伴います。投資した国
の通貨が強くなる、あるいはあまり変化をしなければ、外国通貨の高金利を
享受できますが、円高に向かうと手取りは小さくなるリスクはあります。

為替がどのように決まるかについては諸説ありますが、現在では金利差が大
きな理由となっており、差が小さくなると本来の経済活動の相対的な強さが
主な理由になると筆者は考えています。

海外に投資を行う場合、「4%」の金利差があれば投資がマイナスになるリ
スクは一般に少ないと考えられています。これは為替が円高の方向に動いた
としても経験的にはそれ以上の幅で動くことは少ないからです。

また金利は好況ですと資金重要は増え、高くなり、不況ですと資金重要は減
少し、低くなる傾向があります。日銀も金利を金融政策の一つの手法として、
インフレ懸念の時は高めに誘導して、デフレのときは低めに誘導しようとし
ます。足元は企業活動、景況感は強めで、物価はあまり上昇しておらず、今
後の金利の上昇タイミングはわかりませんが、基本的に景気がよく、かつ国
際的にみてギャップが大きくなりすぎていることから、今後上昇の傾向にあ
ると考えるのが普通になっているように思われます。

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  金利の上昇は現金預金が大きい家計にとってはプラスですし、逆に借り
  入れ、外部調達の大きな企業にとってはマイナスの要因となってきます。
  不動産や、紙パルプなどの業種が一般に負債比率が高いといわれていま
  すが、業種、個々の企業によって大きく異なります。
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                              (當丸 記)


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