2008年3月14日
       _______________________
         ◆ 當丸(とまる)くんの投資術 第21回
        「信用取引の残高をどのように評価するのか」        
       ───────────────────────
                                    
                                    
自分が信用取引をしていないからといって、信用取引を無視するということは
極めて危険なことだと思います。
現在では個人取引の6割近くが信用取引に絡んだ売買だといわれています。

信用取引には「新規買い」と「新規売り」、それぞれの返済の為の「売り返済」
と「買い返済」があります。
                                    
個々の銘柄については、
                                    
・信用の新規買い残高が増加しているか
・新規買い残高が新規売り残高の何倍になっているか(信用倍率)
                                    
の二つがポイントになります。
                                    
新規買いの増加は、お金を借りてでも株を購入しようとする行動ですので、
新規買いの残高増加は「上昇期待が強い」という表れです。
信用倍率についても、倍率が高い方が「下落予想よりも上昇期待の方が大きい」
という風に一義的に受け止めてよいと思います。
                                    
しかし、「信用取引は期限内に返済をする」という決まりの取引です。
借りたお金は株を売却して返済する、借りた株は調達して返済をするという行
動をとる必要性があり、ある時点から買い残高は売却要因となり、売り残高は
買いの要因となるのです。
                                    
全体を見渡す場合には「三市場信用残」を見ることが必要となります。
全体を見たときでも、制度信用取引の期限である「6ヶ月」の影響で、高値や
安値から6ヶ月ごとに信用残が変化する傾向があるようです。
まるさんオリジナルデータ「三市場信用取引残高と三市場買い残の評価損益率」
で確認することができますのでご覧になってください。
                                    
                                    
●三市場信用取引残高と三市場買い残の評価損益率はこちら
http://www.03trade.com/market_info/syobu_graph.html#an05
                                    
                                    
                              (當丸 記)


Copyright(C) 2008 Marusan Securities Co.,Ltd. All rights reserved.