2007年1月26日
◇ 優しい株式投資 第7回
 
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           EBITDA(減価償却前営業利益) 
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最近よく聞かれる言葉で、
EBITDA(イービットディーエー、イービットダー)があります。
これは簡単にいうと減価償却前営業利益となります。

税金や金利(財務活動)の影響を取り除いた企業の利益ということができ、
以下のように計算されます。

        EBITDA=営業利益+減価償却費

減価償却費は損益計算書では費用として計算されますが、そのキャッシュは
企業内に留まり、外部にキャッシュアウトされない性格をもっています。
この面からEBITDAは企業が、財務活動や税金を除いた企業本来の活動で
得た利益ということができます。

昨年ソフトバンクがボーダフォンを買収する際、買収価額1兆6900億円に対し
て1兆4500億円の事業証券化を行いました。事業証券化の条件(財務制限条項)
の1つが、当初EBITDA1000億円以上で徐々に2000億円以上を達成という
ことで話題になりました。

事業証券化は買収金額や設備投資資金が膨大でも、一定のキャッシュフローが
見込める、水道、電気、通信などの資金調達に向いておりボーダフォンの買収
にぴったりでした。今後のソフトバンクにとってはEBITDAの上昇、
つまり売上高の上昇(携帯契約者の増加)が不可欠となります。

営業利益=売上高−売上原価(減価償却費を含む)−販管費

トレード画面のソフトバンクの「企業決算」で営業利益、減価償却費、
EBITDAは確認することが出来ます。

またEV/EBITDA(EBITDA倍率)という指標も注目されています。
EV(企業価値)=有利子負債+株式時価総額−現預金

株式時価総額と負債を全て買い取り、残った現預金分を差し引けば、企業が
買収できます。この金額をEBITDA何年分で回収できるかということです。

   EV/EBITDA(EBITDA倍率)=EV÷EBITDA

この数値が低くなれば企業買収(M&A)の対象になりやすいと言うことです。

EBITDA倍率が低いということは、
分子(EV)が小さく、分母(EBITDA)が大きい企業ということになり
ます。つまり有利子負債が少なく、現預金が多く、時価総額が低い。または
営業利益と減価償却費が大きいところが狙われると言うことです。(北丸 記) 


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