2007年3月2日
◇ 優しい株式投資 第12回
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日経平均とTOPIX
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日本の株式市場を代表する株価指数に日経平均とTOPIXがあります。今回は
この2つの指数の違いについてお話します。
●単純平均と加重平均
まず大きな違いは、日経平均は採用225銘柄を足して除数で割る単純平均である
のに対して、TOPIXは時価総額を比較した加重平均であるということです。
単純平均である日経平均では、指数に対する影響は、株価800円の新日鉄が10円
上がるのと(1.25%上昇)、株価8900円の東京エレクトロンが10円上がるのは
(0.11%上昇)同じということになります。つまり値嵩株(1株の株価が高いもの)
の影響を強く受けます。
加重平均であるTOPIXでは、簡単にいえば株価×上場株数の時価総額で計算
されるため、上場株数68億株、株価800円の新日鉄が10円上がる(1.25%上昇)
のと、上場株数1.8億株、株価8900円の東京エレクトロン380円上昇する(4.27%
上昇)のが同じ影響となります。
●採用銘柄の違い
TOPIXは東証1部上場全銘柄(1719銘柄 2007年2月22日現在)ですが、日経
平均は採用225銘柄となっています。
但し日経平均の場合は業種的に偏りがあり、36業種ある中で電気機器が29銘柄と
10%以上のシェアで逆に銀行は11銘柄と少なくなっています。
TOPIXは時価総額が重要なので、全東証1部上場銘柄で時価総額が大きいのは、
トヨタ、三菱UFJFG、みずはFG、NTT、NTTドコモ、三井住友FG等
です。
●まとめ
以上の点でまとめてみると、日経平均は値嵩株、特に電気機器、言い換えれば、
値嵩・電機ハイテク・輸出関連の値動きの影響を受け、TOPIXは時価総額の
大きい、銀行、NTTなどの内需関連株の影響を受けると考えられます。
(北丸 記)
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