2007年4月13日
◇ 優しい株式投資 第18回
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板情報とゲーム理論I
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多くの方々は、
下値に買い指値が多いと株価は上昇する。
上値に売り指値が多いと株価は下落する。
と思っているようです。現実はそんなに単純ではないようです。
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「板情報」とは、
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昔、東京証券取引所の注文を集計して売買を成立させるために、板の上に銘柄
ごとに和紙を敷いて注文を記入していきました。その名残で現在でも取引所の
注文を集計するところを「板」と呼び、注文の状況を「板情報」と言います。
セミナーなどのお客様の要望で一番多いのは、「板情報について教えて欲し
い。」というものです。
今回からシリーズで板情報の考え方を今流行の「ゲームの理論」を組み合わ
せて紹介していきます。
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下値に大きな買い指値が入っている
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下値に大きな買い指値が入っていると、その値段以下にはならないという錯覚
に陥ります。下値の買い注文は、株価を下げさせたくないか、消極的な買いだ
ということが言えます。消極的な人達の買い注文が成立するということは、そ
の後の買い手はいなくなり、株価は下がるということになります。
▼こんな状況です!
http://www.03trade.com/mailmaga/yasashii/si_070413_01.html
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時価のすぐそばに大きな売り指値が出ている
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逆に大きな売り指値は、反対の意味になります。ただ、上記の買い指値と違い
時価近辺の売り指値のため、やや積極的な売り注文ということになり、強弱感
が対立していることが分かります。
この売り注文が何かの拍子に買われると株価は上昇することが多いようです。
▼こんな状況です!
http://www.03trade.com/mailmaga/yasashii/si_070413_02.html
次回は、注文が株価に与える影響としてゲーム理論の中の「勝者の呪い」を
ご紹介します。お楽しみに。
(北丸 記)
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