2007年4月27日
◇ 優しい株式投資 第20回
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板情報とゲーム理論III
「ギャンブラーの誤謬と過信(1)」
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ここにコインがあるとします。
表と裏の出る確率は、もちろん50%です!
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では、4回続けて表が出たら、
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「次はそろそろ裏が出るだろう。」と考えるのではないでしょうか。
4回も表の続く確率は、1/2×1/2×1/2×1/2=1/16となり6.25%です。
次も表が出る確率は、1/32となり3.125%で100回のうち3回の確率だからです。
でもちょっと待ってください。(^o^)b
何回続けて表が出ようとも、次に表の出る確率は50%なのです。
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表が続くと次に表の出る確率を本来の50%から過小評価してしまいます。
このように考えることを「ギャンブラーの誤謬」と呼びます。
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この「ギャンブラーの誤謬」が板情報と株価でも投資家の心理として現れます。
▼図を見ながら考えてみてください!↓
http://www.03trade.com/mailmaga/yasashii/si_070427_01.html
■■ 解説 ■■
リンク先の板情報A-1では、数量の多い売り指値、買い指値が売買によって
消化されると株価が大きく動くことが多いようです。
この現象をゲーム理論では、「トレンドへの過信」と呼びます。
コイン投げで4回続けて表が出た後、更に3回続けて表が出たとすると、
「このコインは表が出る確率が高い。いや表しか出ないのだ。」と表の出る
確率を本来の50%から過大評価してきます。「ギャンブラーの誤謬」と正反対
の心理状態になります。
この心理状態を「トレンドへの過信」と呼びます。
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板情報A−1で857円以下にはならないと考えて858円で買付したとします。
857円の買い指値が消化されると、急に不安になり、パニック状態に陥り、
858円の買いを損切りで売却しに行きます。これが株価の下げを加速します。
「ギャンブラーの誤謬」や「トレンドへの過信」に陥っていないでしょうか。
次回は「ギャンブラーの誤謬」と「トレンドへの過信」がトレンドに与える
影響についてお話したいと思います。
(北丸 記)
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