2007年6月15日
◇ 優しい株式投資 第26回
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板情報とゲーム理論IX
「プロスペクト理論(2)」
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前回プロスペクト理論が教えてくれたのは、
(1)好調時には株式を保有する。
(2)不調時には現金を保有する。という事でした。
ところが人間は普通に考えると、この逆を行動してしまうのです。
逆のパターン、好調時の現金化、不調時の株式の保有を行うとどうなるのか。
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http://www.03trade.com/mailmaga/yasashii/si_070615_01.html
このやり方は株式市場で負け組の典型的な行動パターンなので、りっぱな
お名前がついています。これを「ポートフォリオの劣化」といいます。
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▼何故このような行動になるのか。
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http://www.03trade.com/mailmaga/yasashii/si_070615_02.html
これを株式投資で考えると、利益が出ている時は、更に利益を得ることの
満足よりも、今出ている利益を失うことの苦痛が大きいため早く利益を確定
させたくなります。
逆に損失になった場合は、ものすごい勢いで不満がつのります。更に損失
が大きくなっても次第に痛みに慣れてきます。実はこの慣れが恐ろしいので
す。1,000円で買付、900円に値下がりすると10%の値下がりですが、900円
から800円に値下がりすると、同じ100円の値幅でも下落率は11.1%となりま
す。下がれば下がるほど下落率は大きくなるのに、人間が感じる苦痛は小さ
くなるのです。そのため損切りが出来ずに塩漬け株が増えることになります。
ノーベル経済学賞カーネマン教授のプロスペクト理論を2回に分けて解説いた
しました。
いかがでしたか。お客様のこれまでの株式投資の反省になれば幸いですし、
株式投資での成功をお祈りしています。
(北丸 記)
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