2007年7月6日
◇ 優しい株式投資 第29回

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           「M&Aと企業価値(2)」
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前回は、企業のステークホルダーの話を紹介しました。そこで、企業価値と
は何かと考えてみます。

企業はキャッシュフローを生み出す機械であると考えます。損益計算書で見
ると、「営業利益+受取利息・配当金」が、企業が企業自身の資産を使って、
本来の事業で生み出した利益であることが分かります。

この「営業利益+受取利息・配当金」のことを事業利益(EBIT)と言い
ます。この事業利益(EBIT)を各ステークホルダーで分け合うので、事
業利益(EBIT)はとても重要な利益と考えられます。

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      EBIT(Earnings Before Interest and Taxes)
      つまり利払い、税引き前利益ということになります。
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http://www.03trade.com/mailmaga/yasashii/si_070706_01.html


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EBITを総資本(負債+株主資本)で割ると、
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ROA(総資本事業利益率)になります。これは企業がいかに効率的に企業
の資本全体を使っているかの物差しになります。

一方、税引き利益は株主に帰属します。
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この税引き利益を株主資本で割ると、
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ROE(株主資本利益率)となります。こちらは、企業がいかに効率的に株
主資本を使ったかを表す物差しです。

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  企業全体の総資本で見たROA、株主資本から見たROEとステーク
  ホルダーの立場の違いで対象になる利益の考え方も違ってきます。
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次回は、その他のステークホルダーである、債権者と国、つまり負債と税金
について紹介します。



                              (北丸 記)


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