特別セミナーの実施報告

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特別セミナー 講師のコメント・参加者の声

「アジア新興国の魅力」

平成19年7月24日(火)14:00〜16:40
東京(日本橋)会場
「アジア新興国の魅力」(午後の部)
北川講師のコメント
最初にアジア新興国を紹介しました。

アジア新興国


次にアジア新興国投資のリスクである為替について説明しました。
ポイントは2点あります。
  1. お金(資金)は金利の低い国から金利の高い国に動く。金利の高い国の通貨は買われ、金利の低い国の通貨は売られる。(金利平価説)
  2. お金はインフレを嫌う。インフレ率の高い国の通貨は売られ、インフレ率の低い国の通貨は買われる。(相対的購買力平価説)

円高・円安


為替の説明のあとで、アジア新興国投資に不可欠な「経済成長」について説明しました。
投資家の皆さんは「中国は経済成長率が高い。」「いやインドの方が、成長性が高い。」「ベトナムの1人当りのGDPは・・・・・」など話をしていると思います。
一体、GDPとか経済成長率とは何かをマクロ経済学の式を使って分かりやすく説明しました。

経済成長とは


まずGDP(国内総生産)とは何か。これは1年間国内で支出した総額となります。

上記(1)の式を見て下さい。
Cは食べ物を買う、着るものを買う、などの消費です。日本のように豊かになると、食べすぎでメタポリックが心配になって今度はビリーズブートキャンプのDVDを買うなどです。
Iは投資です。個人の場合は貯蓄を通じて金融機関を経由して企業の設備投資に向かいます。企業の場合は直接機械を買ったり、人を採用したりします。
Gは政府支出です。最近はこのことに対して世論の批判は強くなっていますが、道路を造ったり、橋梁やトンネルを造ったりして社会インフラが整備されます。
X-Mは純輸出といって、輸出から輸入を差し引いたものです。日本のように国内の生産が国内の消費を大きく上回る場合は輸出され輸入を差し引いた純輸出は大幅な黒字になっています。

次に(2)の式を見て下さい。
こちらは、生産は、A技術進歩、K物的資本、L労働力で決まるということをあらわしています。
この式から経済成長の3つの定義がわかります。(上記赤い四角の中の3つの結論です。)

つまりGDPの伸びこそが経済成長と言える訳です。

アジア新興国の人口と伸び率


まずはアジア新興国の人口と人口の伸び率を説明しました。労働力に関しては、経済成長の要件を十分満たしています

アジア新興国の人口と1人当たりのGDP


また2006年の各国のGDPと1人当りのGDPを説明しました。人口が少ないルクセンブルグのような国でも、ある種技術力があれば、高いGDPを達成することができることも合わせて紹介しました。

中国の名目GDPの推移・インドの実質GDPと通関収支


今度は、純輸出の観点で見てみると、中国、インドはいずれもGDPは高い伸びを示していますが、貿易収支(通関収支)では、中国は大幅黒字、インドは大幅赤字と正反対になっていることが分かります。貿易収支が大幅黒字ということは、世界のお金が中国に集まってきているということです。
この中国と共存するように、アジア新興国の経済が成長しているということを数字で示しました。

中国の名目GDPの推移固定資産投資・インドの実質GDPと対内直接投資


最後に経済成長に欠かせない要因である物的資本とGDPを検証しました。インド中国両国ともに物的資本の伸びとGDPの伸びが同時に確認して頂きました。

文章で説明すると少しむずかしくなるのですが、セミナーで聞くととても分かりやすく、楽しく説明しています。是非機会があれば、セミナーのご出席をお奨めいたします。
参加者の声
  • やはり直接講演を聴くと納得です。とても楽しくアジア経済が勉強できました。(60歳代 女性)
  • アジアについてイメージが変り、投資信託にも興味を持ちました。(20歳代 男性)
  • 非常に勉強になりました。GDPとは何か、また経済成長の要因は目からウロコがおちました。(60歳代 女性)
  • 為替とか海外の政治とか経済成長の話は難しいけれど楽しく聴くことができました。(20歳代 女性)
会場の模様 平成19年7月24日(火)日本橋会場 午後の部 「アジア新興国の魅力」セミナーの模様
平成19年7月24日(火)日本橋会場
午後の部 「アジア新興国の魅力」セミナーの模様
平成19年7月24日(火)日本橋会場 午後の部 「アジア新興国の魅力」セミナーの模様
平成19年7月24日(火)日本橋会場
午後の部 「アジア新興国の魅力」セミナーの模様

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