投資を学ぼう!マルサントレードは「投資を学ぼう」を合言葉に“投資に関する考え方”を提案します。 投資を学ぼう!マルサントレードは「投資を学ぼう」を合言葉に“投資に関する考え方”を提案します。

今回はオシレーター系チャートのRSIについてご説明します。

オシレータ系チャートについて

オシレータ系チャートは、チャートが一定の範囲で上下に動くことから「振り子の分析」とも呼ばれています。株価の買われすぎ・売られ過ぎの判別に有効で、代表的なオシレータ系チャートとして、RSI、ストキャスティクスなどが挙げられます。

<図1>日経平均株価のRSI(日足)

<図1>日経平均株価

トレンド系チャートが順張り投資に向いているのに対し、オシレーター系チャートは逆張り投資で有効と言われています。

トレンド系チャートとオシレーター系チャート

チャートの種類意味注意点主なチャート

トレンド系チャート

順張り投資向き

株価のトレンドを示唆

保ち合いトレンドではダマシが多くなる傾向がある

移動平均線、ボリンジャーバンドなど

オシレーター系チャート

逆張り投資向き

株価の買われすぎ・売られすぎを示唆

長い上昇・下降トレンド時はうまく機能しないことがある

RSI、ストキャスティクスなど

RSIの算出式、買われすぎ売られすぎについて

RSI(株価相対力指数)は、一定期間の総変動幅(上昇幅合計+下落幅合計)のうち、上昇幅合計が何%を占めているかを表します。

RSIの算出式

n日間の上昇幅の合計 ÷ n日間の変動幅(上昇幅+下落幅)の合計 × 100

算出に用いる一般的な期間

14日、14週、14ヶ月

買われすぎ、売られすぎの目安

  • 買われすぎ・・・上限の100%に近づくほど(75%が目安)
  • 売られすぎ・・・下限の0%に近づくほど(25%が目安)

その他の特徴

  • 上昇トレンド時には、50%以上で推移しやすい
  • 下降トレンド時には、50%以下で推移しやすい

<図2>上昇トレンドの時のRSI 日本電産(6594)

<図2>上昇トレンドの時のRSI 日本電産(6594)

<図3>下降トレンドの時のRSI キヤノン(7751)

<図3>下降トレンドの時のRSI キヤノン(7751)

RSIを使った売買方法

(1)買われすぎ、売られ過ぎの目安で売買

  • 買い:RSIが売られ過ぎの目安25%を下から上抜け
  • 売り:RSIが買われすぎ過ぎの目安75%を上から下抜け

<図4>大日本住友製薬(4506)

<図4>大日本住薬(4506)

売られ過ぎ水準で買い(赤い点線)、買われ過ぎ水準で売る(水色の点線)というオーソドックスな使い方です。使いやすい売買方法ですが、上昇トレンドが長く続いた場合は売った後に上がる、逆に下降トレンドが長く続いた場合は買った後に下がることがあります。

(2)中心の50%で売買

  • 買い:RSIが50%を下から上抜け
  • 売り:RSIが50%を上から下抜け

<図5>バンダイナムコHD(7832)

<図5>バンダイナムコHD(7832)

50%より上は上昇トレンド、50%よりも下は下降トレンドというRSIの性質を使った売買手法です。上昇トレンドに転換したら買い(赤い点線、50%を上抜ける)、下降トレンドに転換したら売り(水色の点線、50%を下抜ける)になるトレンドをフォローした使い方です。この売買方法を使った場合、買われすぎや売られすぎの使い方をしたときより投資期間が長くなる傾向があります。