投資を学ぼう!マルサントレードは「投資を学ぼう」を合言葉に“投資に関する考え方”を提案します。 投資を学ぼう!マルサントレードは「投資を学ぼう」を合言葉に“投資に関する考え方”を提案します。

政府や中央銀行が公表する経済指標は、今後の景気動向を予測する際に重要な目安となります。

また、経済指標の内容によっては株価の動きに影響を与えることがしばしばあるため、経済指標を知ることが大切です。

今回は国内企業の投資活動や生産活動が分かる指標を中心に経済指標の見方をご紹介いたします。

企業の投資活動が分かる指標


機械受注統計

主要機械メーカー280社を対象に、受注額・販売額・受注残などを集計したもので、設備投資の代表的な先行指標です。

機械受注は、4つの需要者別(民間需要・官公需要・海外需要・代理店)に分けられ、市場では「民間需要」が重要視されます。

また、民間需要は製造業(鉄鋼・造船など計18種)と非製造業(電力・通信など計12種)に細分化されていますが、船舶と電力の受注は景気との関係性が薄く、受注金額の振れ幅が大きいため、設備投資の先行指標としては「船舶・電力を除く民需」ベースの数字が用いられます。

作成・発表発表日発表時間重要度

内閣府

毎月中旬

8:50

★★★

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工作機械受注統計

工作機械とは、航空機や自動車、家電製品等を部品から加工して製造するための機械のことで、その役割から「機械を作る機械」や「マザーマシン(母なる機械)」といわれています。

また、工作機械の受注動向は景気との連動性が高く、工作機械受注統計はあらゆる産業の設備投資の動向を最も早く表す指標と位置付けられています。

なお、受注統計には速報と確報、さらには受注短観などがありますが、市場では、速報性の観点から受注総額のみが発表となる「速報」が重要視されます。

作成・発表発表日発表時間重要度

日本工作機械工業会

毎月中旬

15:00

★★★

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企業の生産活動が分かる指標


鉱工業生産指数

国内における自動車や機械、鉄鋼など主要な工業品の生産量を、基準年(現在は2012年基準、5年毎に改定)を100として指数化したものです。景気循環の源泉となる製造業の動向を反映し速報性もあることから、GDP速報値景気動向指数をはじめとした他の統計にも使われています。

また、鉱工業生産指数は業種別に分けられており、中でも「シリコンサイクル」と呼ばれる景気循環を持ち、生産活動全体の動向に多大な影響力を与える「電子部品・デバイス」の動向が注目されています。

なお、鉱工業生産指数には、「原指数」と「季節調整済指数」がありますが、一般的には季節変動を除去した「季節調整済指数」が用いられます。

作成・発表発表日発表時間重要度

経済産業省

毎月下旬

8:50

★★★

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第3次産業活動指数

第3次産業活動指数は、小売・運輸・金融・サービスなどの第3次産業に属する業種の生産活動の動向を総合的に把握できる指標です。

鉱工業生産指数と比べて公表日が遅く、景気動向には敏感に反応しないことから、現在は鉱工業生産指数を補完する統計と位置付けられています。

作成・発表発表日発表時間重要度

経済産業省

毎月中旬

13:30

★★

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物価や雇用の動向が分かる指標


消費者物価指数

消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための指標で、年金の物価スライド基準や日本銀行の金融政策の目安等になることから物価統計の中で最も注目されています。

また、消費者物価指数は大分類として「総合」・「生鮮食品を除く総合(コア)」・「生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数(コアコア)」に分けられており、中でも「生鮮食品を除く総合(コア)」の動向が重要視されています。

なお、消費者物価指数は「前月比」と「前年同月比」が公表されますが、基調的な動きを掴むことができる「前年同月比」で見るのが一般的です。

作成・発表発表日発表時間重要度

総務省

毎月下旬

8:30

★★★★

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有効求人倍率

求人倍率とは、全国約600ヶ所の職業安定所(ハローワーク)を通じて職を求める人1人に対して、何人分の求人があるかを示した指数です。倍率が1を超えると人手が足りないこと(需要超過)を表し、1を下回ると仕事が足りないこと(供給不足)を表しています。

また、求人には当月受け付けた求人を示す「新規求人」と、前月から繰り越された求人と新規求人を足し合わせた「有効求人」があり、継続的な求人活動を示す「有効求人倍率」が重要視されます。

なお、有効求人倍率は比較的動きが安定しており、景気動向に近い動きを示すことから、景気動向指数の一致系列に採用されています。

作成・発表発表日発表時間重要度

厚生労働省

毎月下旬

8:30

★★

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