投資を学ぼう!マルサントレードは「投資を学ぼう」を合言葉に“投資に関する考え方”を提案します。 投資を学ぼう!マルサントレードは「投資を学ぼう」を合言葉に“投資に関する考え方”を提案します。

板情報の見方

板情報

板情報とは、「価格ごとに何株の買い(売り)注文がでているか」の注文状況を表したものです。

また、株の売買は「株を買いたい人の注文」と「株を売りたい人の注文」が一致したときに初めて成立します。ある銘柄を買いたい(売りたい)場合は、あらかじめ買い注文、売り注文の状況を把握することで、どれくらいの株価であれば買える(売れる)のかを確認するために用いられるのが「板情報」です。

板には、中央の価格(気配値)を挟んで左に売り注文の数量、右に買い注文の数量が表示されます。マルサントレードの板情報は、通常、売り注文・買い注文ともに上下5つ分の値段が気配値として表示されます。

板情報の図

売り注文は一番低い価格のものが「売りの先頭」、買い注文は一番高い価格のものが「買いの先頭」になります。上の板のケースでは、成行100株の買い注文を出した場合、1,000円で100株の買いが約定し、成行100株の売り注文を出した場合、990円で100株の売りが約定します。

板寄せ方式とザラ場方式

売買の成立方法には「板寄せ方式」と「ザラ場方式」の2種類の方式があります。下記の表が、「板寄せ方式」と「ザラ場方式」の成立方法の条件などです。

板情報の図

下記は、「板寄せ方式」と「ザラ場方式」が行われる時間帯を示しています。「板寄せ方式」は前場・後場の始値・終値に使用され、「ザラ場方式」は、始値決定後から終値決定前までの間で使用されます。

板情報の図

特別気配

特別気配とは、買いまたは売りのどちらか一方に直前の価格から一定の値幅(更新値幅という)を超えた水準で次の売買が成立するような場合に実施される措置のことです。

市場では、ザラ場中に材料が出て、直後から買い注文や売り注文が急増することがあります。このような時、株価の乱高下を防ぐため、即時に売買を成立させない措置がとられますが、これを「特別気配」といいます。特別気配の銘柄の板には「特」というマークが付きます。

板情報の図

特別気配になると、一時的にザラ場方式から板寄せ方式へ切り替わり、売り注文・買い注文の株数がつりあうまで、徐々に気配値を切り上げ(下げ)ていきます。また、制限値幅いっぱいまで、気配値が上昇(下落)すると、ストップ高(ストップ安)となります。

ザラ場方式

ザラ場方式では、「価格優先の原則」と「時間優先の原則」があります。また、売買の注文方法は、値段を問わずに売買する「成行注文」と値段を指定して売買する「指値注文」があります。注文の優先順位は、「成行注文」、「価格優先の原則」、「時間優先の原則」となります。以下、例を使い説明していきます。

価格優先の原則

(例1)では、指値注文よりも成行注文が優先されます。

(例2)では、買い指値では価格の高い注文が優先され、売り指値の場合は価格の低い注文が優先されます。

板情報の図

時間優先の原則

(例3)では、同じ値段で発注された注文は、発注時間が早い注文が優先されます。なお、始値決定前の注文は同一時間とみなします。

板情報の図

板寄せ方式

「板寄せ方式」については聞きなれない方も多いと思いますので、「板寄せ方式」の値段決定条件は表1で記載したとおりです。表1の値段決定の条件(1)~(3)の条件に従って説明していきます。

また、東証のHPでも「板寄せ方式」の説明がありますので併せてご確認ください。(東証売買ルール

(1)成行の売り注文と買い注文すべてについて約定する

板情報の図

まず始めに1,000円で始値が決定すると仮定し、成行売りの株数が1,200株、成行買いの株数が800株ありますので、条件(1)に従って約定させます。すると成行売りの株数が400株残ります。

(2)約定値段より低い売り注文と、約定値段より高い買い注文が全て約定する

板情報の図

次に(2)の条件より1,000円よりも低い売り注文1,200株と条件(1)で残った成行売り400株を足した1,600株と、1,000円よりも高い買い注文1,600株を約定させます。

これで1,000円よりも低い売り注文と1,000円よりも高い買い注文は残らないため(1)、(2)の条件を満たします。

(3)約定値段において、売り注文または買い注文のいずれか一方全てについて約定する

板情報の図

最後に1,000円の売り注文800株と1,000円の買い注文2,000株を約定させます。これにより、売り注文800株は全て約定し、買い注文は800株約定します。

板情報の図

以上より、始値1,000円で売買が成立します。始値が決まった後の板の状況は1,001円に4,000株の売り注文、1,000円に1,200株の買い注文となります。