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騰落レシオとは

騰落レシオ

一定期間の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から「市場全体の過熱度」をみる指標です。

一般的には、対象銘柄が東証1部上場の全銘柄、計算期間が25日間を使用し、130%以上で買われすぎ、70%以下で売られすぎと判断します。また、25日間で算出した騰落レシオは「25日騰落レシオ」と呼ばれています。

騰落レシオの見方

先述の通り、騰落レシオは計算期間が一般的に25日間であり、25日騰落レシオは以下の式で算出されます。

25日騰落レシオの計算式

値上がり銘柄数(25日間の合計)÷ 値下がり銘柄数(25日間の合計)× 100

(例)130%を上回ったケース(2016年12月15日)

29,259銘柄 ÷ 17,673銘柄 × 100 = 約165.56%

(例)70%を下回ったケース(2016年1月21日)

16,294銘柄 ÷ 30,274銘柄 × 100 = 約53.82%

特徴

騰落レシオは、買われ過ぎと売られ過ぎを判断する指標として使われますが、騰落レシオとTOPIXの過去の値動きを見てみると「買われすぎの判断=天井」とはなっていないケースが散見されます。一方で、売られ過ぎの判断には信頼性が高い傾向にあります。

では、実際に騰落レシオとTOPIXのチャートをみていきます。

騰落レシオとTOPIX

【図1】TOPIXと25日騰落レシオの推移(騰落レシオが130%を超えたケース)

騰落レシオとTOPIX

2012年からの騰落レシオとTOPIXのチャートで、騰落レシオの買われ過ぎの水準である130%以上はオレンジ色、売られ過ぎの水準である70%以下は青色に着色しています。

130%以上となったケースは何度もありますが、図1で色が塗られた部分(紫色)を見てみると騰落レシオとチャートの山は一致していないケースがしばしば見受けられます。短期的には買われ過ぎの水準となりますが、中長期上昇トレンドの入り口になることもあります。

図2TOPIXと25日騰落レシオの推移(騰落レシオが70%を下回ったケース)

騰落レシオとTOPIX

一方、騰落レシオが70%を下回ったところ(茶色の部分)を見ると、チャートの谷と騰落レシオは概ね一致しています。大底かどうかはわかりませんが、目先の反発を示唆すると考えられます。