投資を学ぼう!マルサントレードは「投資を学ぼう」を合言葉に“投資に関する考え方”を提案します。 投資を学ぼう!マルサントレードは「投資を学ぼう」を合言葉に“投資に関する考え方”を提案します。

NT倍率は、日経平均をTOPIXで割ったもので、両指数間の相対的な強さを示す指標です。(単位は倍)

NT倍率(倍) 日経平均
TOPIX

日経平均は株価の高い値がさ株(半導体などの外需株)の影響が受けやすい一方、TOPIXは時価総額の大きい銘柄(銀行株などの内需株)の影響を受けやすい傾向にあります。そのため、値がさ株の株価が内需株よりも上昇するとNT倍率が上昇し、内需株が株価が値がさ株よりも上昇するとNT倍率が下落します。

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NT倍率が上昇する局面は日経平均が優位、NT倍率が下落局面ではTOPIXが優位と推察できます。

NT倍率の推移

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アベノミクス以降のNT倍率は、おおよそ12.0~12.5倍で推移しています(5年平均は12.34倍)。
通常、株式相場が好調な時は、日経平均・TOPIXともに上昇し、株式相場が軟調な時は、日経平均・TOPIXともに下落します。そのため、日経平均またはTOPIXのどちらかが一方的に買われ続けることは珍しく、NT倍率は一定の範囲で動く傾向にあります。
直近のNT倍率は昨年12月4日付けた12.71倍をピークに徐々に低下していることから、日経平均の上昇を牽引していた外需株から内需株へシフトしていることが推測されます(足元は12.5倍前後で揉み合い)。相場付きにもよりますが、NT倍率の水準や動向に着目して、外需・内需株の選定をするのが有効だと考えられます。
また、NT倍率が一定範囲で動く習性を利用し、倍率の動きを予測して取引を行う「ペアトレード取引※」というものがあります。
  • 2つの銘柄の買いと売りを用いる取引手法のこと。ここでは、日経平均とTOPIXとの間に存在する差を利用して利益を狙う方法を指す。

ペアトレードの詳細は、【動画】株式投資実践編(3)ペアトレード、または【コラム】リスク低減を考える(3)をご参照ください。